先週コロマイト乳剤を散布しました。(記事はこちら)
梅雨が明けるとどんどん増えるというトマトサビダニ。
コロマイト乳剤使用後のサビダニの生き残りにとどめを刺すべく、
アーリーセーフを使用してみます!
今回準備したミニトマト元気になれセット
Contents
アーリーセーフとは?
天然ヤシ油由来の有効成分で、オーガニック栽培でも使用可能な殺虫剤。
有効成分は脂肪酸グリセリド。
野菜やハーブのハダニ、トマトサビダニ、アブラムシ、コナジラミ、うどんこ病の防除に効果的。
虫の呼吸を阻害し、窒息させることによる殺虫効果らしく、10分くらいで効果が出るらしい。
アーリーセーフの使い方のポイント
・使用回数の制限はないが、あまり連続して使用すると葉の気孔も閉ざしてしまうので注意が必要。
・成虫には効果があるが卵や幼虫?には効果がないので、3日おきに3回使用する必要があるらしい。
・ミニトマトには300−600倍希釈で葉面散布。
水300mlにアーリーセーフ1mlを入れたら300倍。だから水1Lにアーリーセーフ3mlが作りやすいよう。
・高温時に使用すると、薬害(葉枯れ)が起こる場合があるため、直射日光の当たらない早朝や夕方に使用するのが良い。
・葉の裏、付け根など虫のつきやすいところに洗い流すようにしっかり散布することが大切。
早速夕方アーリーセーフを噴射
大きめの噴霧機がいりそう。。。
CHINKAは500mlサイズの霧吹きを使用しましたが、
1株に1000mlほど使用したので、
ミニトマトだけで3株分とすると、かなり面倒で、時間がかかりました。
もっと大きい噴射用の道具を使ったほうがよさそうです。
(→DAISO 園芸用噴霧器を使用したアーリーセーフ2の記事はこちら )
結構ぬるっとする
主成分が脂肪酸グリセリドと言うだけあり、結構ぬるっとします。
油と思うと、やっぱり昼間に使用すると、高温になり葉枯れを起こすというのは納得です。
弱っているトマトのトドメをさしかねない?
噴霧前のぷるるんはダニにやられているけど、基本元気。
きらーずはダニの症状はないけど、なんか徒長してて、ひょろっとしている状態でした。
二つともにアーリーセーフをかけたら、
ぷるるんは大丈夫だけど、
きらーずが葉がフニャッとなってしまいました。
ダニの呼吸を阻害させることで殺虫作用を持つ=葉の気孔も閉ざす
こういうことが起こるのか。。。
今はなんとか生きているきらーずですが、2回目の噴射は注意が入りそうです!