こんばんは、ムッシュです。

今夜のお供はこちらLes fumees blanches sauvignon blanc vin orange 2022です。

食事の相手を選ばないワインとして、最近オレンジワインにハマっているムッシュですが、今回ご紹介するのはフランスのソーヴィニョンブランで作られたオレンジワインになります。

生産者はフランソワ・リュルトン。先日紹介したボルドーの白ワイン、シャトー・クーアン・リュルトンのオーナー一族になります。このワインはフランスの中でも南西地方という比較的マイナーな地域のワインになりますが、ボルドーの白と同じくソーヴィニョンブランで作られるオレンジワインになります。オレンジワインは白ワインを赤ワインの製法と同じく、皮ごと漬け込むことで濃い色合いと程よい渋みが特徴的なワインですが、グレープフルーツやマンゴーなどのトロピカルフルーツなど、ソーヴィニョンブラン本来の爽やかさに加え、それらのフルーツがジャムのように濃縮した香りが共存しているのが印象的です。味わいも葡萄の皮によるほのかな渋みとこのワインの甘みが良い塩梅になってすっきりした味わいになっており、どんな料理にでも合わせられると感じました。

今日はコストコで買ってきた、ベトナム生春巻きセットに合わせてみました。パクチーの青臭さもそーヴィニョンブラン独自のフレッシ感と同期し、さらに、ニョクマム(ベトナムの魚醤)も臭みのエグさが打ち消されて上品な甘みに変わり、まさにマリアージュ!大満足な夕食になりました。

タイの魚醤であるナンプラーを使ったタイ料理にも合うと思います。やはり、魚の香り満載な料理やエスニック料理など、一般的にワインと合わせるのに難しいとされる料理にはオレンジワインが鉄板ですね。