CHINKA恒例、デュアルピールうけてきました。
CHINKAは若い頃の超絶ひどいニキビと現在も続く脂性肌により、ニキビ・ニキビ跡、毛穴の開きに悩まされています。しばらくはダウンタイムのある刺激的な治療を続けていたけれど、ここ数ヶ月デュアルピールに戻ってきたら、あっなんかいいかも!?ということで、何か特定のトラブルを改善したいというよりも全体のベースアップという感じでお気に入りの施術になっています。
どんな施術かたのしみ。
それではデュアルピール編スタート!!
Contents
まずは皮膚の構造から
デュアルピールの効果を知るには、まず皮膚の構造と、シミ・たるみの原因から学んでいきましょう。
*表皮
肌の一番表層にあり、外的刺激から皮膚を守るバリア機能を果たす重要な働きをしています。厚さは平均0.2mmでとても薄い層です。
表皮は美しい肌を決定づける点でとても重要。みずみずしい滑らかな肌というのは、表皮内の水分と油分がバランス良く保たれている状態です。これを可能にするのは表皮内でのターンオーバーを正常に整えること。表皮の一番深いところにある基底層では日々新しい細胞が作られており、細胞は徐々に表面に押し上げられていき、やがて角質層となり最後はアカとなってはがれ落ちます。このサイクルはターンオーバーとよばれ、約4−6週間周期で繰り返されます。表皮のターンオーバーを正常に整えることで古くなった細胞、シミのもととなる基底層で生成されるメラニンを排出させ、シミ・くすみのない肌をたもつことが可能になります。
*真皮
真皮はお肌の本体とも言える部分です。表皮の下にあり、見た目の老化に一番関係が深いと言われています。美しい肌に欠かせないコラーゲン繊維やエラスチンなどの繊維群からできており、肌の柔らかさや弾力の源となっています。繊維群と細胞の間には水分やたんぱく質、ヒアルロン酸があるため、それらが減少するとしわやたるみといった症状に繋がります。
また真皮には表皮にはない毛細血管があるため、それを通じて表皮へ栄養を送り、表皮の細胞分裂や新陳代謝を支える役割をしています。
もちもちと弾力のある肌を作るために、普段からの食生活で十分な栄養を取ることなど体内からのケアも必要になります。
*表皮の老化;シミ
シミの原因であるメラニンは表皮の一番下の基底層にあるメラノサイトという色素細胞で作られています。メラノサイトがメラニン生成の指令を受けると、メラノサイト内のアミノ酸がメラニンへと変化します。生成されたメラニンは表層へと向かい、通常は肌のターンオーバーによって肌の外へ排出されます。
しかし何らかの理由でメラニンが過剰に生成されたり、肌のターンオーバーのサイクルが乱れたりしていると、作られたメラニンが排出しきれず、シミとして残ってしまうのです💧
メラニン生成の指令が出されるきっかけは紫外線、炎症、ストレス、摩擦による肌刺激です。様々な有害刺激から組織を守るためメラニンを生成するのです。
*真皮の老化;シワ、たるみ
肌の弾力の源、真皮のコラーゲン層は残念なことに加齢とともに減少します。また活性酸素やフリーラジカルによりタンパクの変性が起き、柔軟性や収縮性がなくなり、さらにコラーゲンや弾性繊維を切断する酵素が活性化されるためハリのない皮膚、シワへと繋がります。ですので、活性酸素やフリーラジカルの発生要因である紫外線をできる限り避けるようにしましょう。そして抗酸化、抗糖化生活を心がけましょう。
また乾燥が起こると真皮中の水分保持もできなくなり、真皮の支持組織の負担が大きくなります。真皮の潤いを奪われないように保湿ケアをしっかりしましょう。
自己流の強いマッサージもダメです。加齢とともにコラーゲン繊維の柔軟性も乏しくなり、弾性繊維も弱くなっているため、強い物理エネルギーは真皮の支持組織を損傷させてしまいます。
デュアルピールって?
LUTRONIC HPより
とうとう本題。デュアルピールです。
デュアルピールとは、ルートロピールとスペクトラピールという2種類のYAGレーザーを顔全体に中空照射することで、美白と肌の若返りをめざす施術です。2種類のレーザーを同日に受けることができ、一石二鳥!
*スペクトラピールで肌質改善!
ロングパルスYAGレーザーという波長(1064nm)のレーザー光を中空照射。皮膚真皮層まで熱が到達するため、真皮を活性化させコラーゲン・エラスチンなどを増生させ、真皮の弾力性を蘇らせてくれます。皮脂腺にもダメージを与えることができるため、過剰な皮脂を抑制する効果も期待できます。
効果;ニキビ肌の改善、キメ、ハリ、毛穴の開き
パチパチ、肌がじんわり温かい感じで気持ち良いです。産毛があるときなどは少し焦げたような匂いがします。
これで、コラーゲン増え増え!真皮トラブルは改善ね!
*ルートロピールで色調改善!
表皮の基底層までのメラニンを砕くことで、少しずつ肌の色調をあかるくしていきます。
効果;薄いシミ、くすみ、色ムラ、小じわ、たるみ
スペクトラピールよりもシャープなチクチクする感じがします。メラニンに反応するため、肌の状態によっては痛いと感じる方もいらっしゃるようですが、CHINKAは余裕です。
こっちでメラニンやっつけて、表皮トラブル改善!
もう、表皮も真皮もトラブル改善!!すごい!
ちなみにこの機械では、肝斑治療もできるようですが、CHINKAはまだ肝斑はないらしく、使っていません。
ダウンタイムもなく照射後に化粧をして帰宅することも可能。
2〜4週間に間隔で5回以上が目安ということですが、CHINKAは肌の特別なトラブルを改善したい!というよりも、肌全体の調子を整える感じで2ヶ月に1回くらい定期的に受けてます。で、時々刺激的なスペシャルケアを受けてトラブル対策といった感じです。
*じつは先駆けピーリングも
先程書いたように、肌のターンオーバーを促進したい!ということで、実はCHINKA最初にピーリングもしてます。
サリチル酸マクロゴールピーリング。皮膚表面の古い角質を除去し、お肌のターンオーバーを促すというものです。そして角質本来の機能を取り戻すことができるはず!
破壊したメラニンも、さっさと排出しちゃって!
仕上げにイオン導入!
デュアルピールの仕上げはイオン導入。CHINKAはだいたいビタミンCです。
皮膚の角質層にはバリア機能があり、日頃化粧水を顔に塗るだけでは肌の奥まで浸透はしません。イオン導入は肌に有効な成分を塗布して微弱な電流を流すことで、イオン化した美容成分をバリア機能をこえて肌の奥に浸透させる施術です。普段のスキンケアの数十倍の浸透力があるとのこと。レーザー治療の後の行うことでさらに高い効果が期待できるということは、これはするしかないでしょ!
ビタミンCの効果
・メラニンの生成抑制作用&メラニンの還元によるシミやくすみの改善
・コラーゲンやエラスチン生成の促進による肌の弾力アップ
・皮脂の抑制によるニキビ予防
・おなじみ活性酸素除去
ついに今日の成果発表
恥ずかしながら、CHINKAの頬です💧上が施術前、下が施術後になります。
局所アップは刺激が強すぎましたが、他の部分を写したくなくて申し訳ございません💧
施術前。朝の洗顔後やたらと赤い?エンビロンのトーニングの後だから?
施術後。全体的な毛穴がきゅっと引き締まっている気がします。
ニキビ跡の色素沈着が結構めだつのですが、全体的に毛穴が引き締まっています。局所だけだとわかりにくいですが、顔全体でみるとハリとつやがでています。
こんだけやって、この程度?汚くない?と思われるかもしれませんが、もともとの肌のベーズが悪いアラフィフを優しく見守ってください。悩んでいるから治療に行くのです💧でももとがきれいな方なら、もっと効果が得られるはず!
おわりに
デュアルピール、いかがでしたか?
本当に、画期的にシミが取れた!とか、HIFUみたいにあがった!とかはありませんが、定期的にうけて、自分の肌のベースアップ&維持にとてもおすすめです。でも実は、”あまり変わってない”の積み重ねはとても大切なことで、少しの積み重ねが数年前の写真と比べて逆にきれいになってたり、年をとっているはずなのに変わってないと気づくことにつながるんです!
そして、お値段ですが、定期的に、化粧品だけでは改善できないことを施術するので、ベースの化粧品のランクは少し下げることができます。何万もする高価なクリームをちびちび使ってイマイチなら、化粧品のランクを下げてその分定期に施術!がCHINKAの考えです。
きれいに年を重ねましょう!